10月11日(水)、講師に池田惠利子先生をお招きして、意思決定支援についての講演会が開催されました。
通常「成年後見」と聞くと、「親亡き後、子どもの為に金銭管理をしてもらう制度」と思いがちです。しかし単純に毎月収支が合えばいいというものではなく、障がいを持つ人達がその人なりの人生を謳歌して豊かに生きられるよう、その意思を尊重して支援を行うことが大事なのだと気づかされました。
また講演中、先生が引用された障がいのある方の声明文が心に残りました。
「私たちの声を聞いて下さい。(聞かないの は)支援ではなく、支配です」
私たち親こそ、支援ではなく支配になりがちなのではないかと、子どもへの接し方をもう一度考え直さなければならないと思いました。